ダックスフンドは愛らしい小型犬ではありますが、
有能な猟犬としての血は消え去ってはいません。
つまりは、抱っこして可愛がる愛玩犬とは少し違ってきます。
基本的に、好奇心が旺盛で、活発で友好的です。
独立心を持っている節はありますが、群れるのは平気な犬種です。
なので多頭飼いに向いていると言えます。
猟犬としての気質が残っているので、穴を掘ったり、
獲物を捕まえたり追跡したりするのが大好きです。
この猟犬としての特性として、吠え癖がつきやすいと言えます。
もともと、ものごとを吠えて知らせることをしていたので、
知らない人に吠えることがよくあります。
これはダックスフンドの神経質な性格からもきています。
また、その声はよく通るようになっているので、
多頭飼いで一斉に吠えるとすごい声量になります。
また、中には臆病なダックスフンドもいるようです。
これはミニチュア・ダックスフンドである場合が多く、
臆病であるが故に、恐怖心の裏返しで攻撃性を見せることもあります。
吠えないようしつけるのは容易とは言えません。
ダックスフンドは頑固な一面も持っているからです。
しかし、そのダックスフンドに合った教え方をすれば、
トレーニングの入る犬種でもあるので、
プロの手を借りることも視野に入れて根気よくしつけてあげてください。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
ダックスフンドはそのサイズと毛質により
9つのバラエティーを持っています。
まず、ダックスと言われて思い浮かぶのは
ミチュア・ダックスフンドでしょう。
それよりも少し小さいのがカニーンヘン・ダックスフンド、
ひとまわり大きいのがスタンダードのダックスフンドです。
スタンダードのダックスフンドは体高としては
ミニチュアと比べさほど大きくないのですが、重さは2倍程あり、
力の弱い方では持ちあげるのにも苦労されるかもしれません。
毛質では、短く密生した光沢のある毛のスムースヘアード、
なめらかで光沢のある長い毛のロングヘアード、
針金状の堅い毛のワイヤーヘアードに分けられます。
また、毛色に関しては、バリエーション豊かと言えます。
基本色としては、レッド、ブラックタン、チョコレートタン、
ダップル、ブリンドルがあげられます。
他に、
ブラック&クリーム、チョコレート&クリーム、ゴールド、ブルー&タン、
パイボールド、イザベラ、ワイルドボア、ウィトーンなどもあり、
日本ではあまり見られない毛色も含めば本当に多彩です。
そんなダックスフンドのサイズ規定はこうなっています。
サイズ規定
ミニチュア・ダックスフンド
生後15カ月で胸囲35cmが理想
体重 5kg以下
カニーンヘン・ダックスフンド
生後15カ月で胸囲30cm以下
体重 3.2〜3.5が理想
ダックスフンド
体高 20〜23cm
体重 5〜15kg
JKC理想体重 9〜12kg
分類
AKC ハウンド
KC ハウンド
JKC 第4グループ(ダックスフンド)
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
ダックスフンドという名前はドイツ語の
「dachs」(アナグマ)と「hund」(犬)からきています。
これからも分かるように、
ダックスフンドはアナグマのような地下にもぐっている小動物などの
狩猟に適した短脚の犬がもとになっているといわれています。
狩りでは、地中に巣を持つ獲物を巣穴の中まで追跡し、
巣穴から追い出して息の根を止めることや、
負傷した獲物の追跡などをしていました。
とても用途が広く、有用な猟犬として登録されています。
そんなダックスフンドは、もともとスムースヘアーしかいませんでした。
そんな初期のダックスフンドに、
ポインターやテリアを掛け合わせて種類が増えていったようです。
その後、スパニエル系とジャーマン・ストベルフンド
という犬種を交配してロングヘアーが生まれ、
ジャーマン・ワイヤード・ピンシャーとダンディー・ディンモント・テリア
を交配してワイヤーヘアーが生まれました。
1900年にはとても小さなダックスフンドが見られるようになりました。
しかしこの時は、身体の小さな子がたまたま生まれたといったもので、
今のミニチュアやカニーンヘンダックスの特徴を欠いていました。
これに厳しい基準を設け、
それぞれの毛質に合わせた犬種を交配させることで、
今の愛らしいダックスフンドが生まれました。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
逆さまつ毛
まつ毛が逆を向いて眼球に当たったりしている状態のことです。
ロングのダックスフンドでなりやすいようです。
それ自体では、涙が多くなるといった症状があるだけですが、
この慢性的な多めの涙は、皮膚炎を引き起こすことがありますし、
まつ毛自体が眼球を傷つけて角膜炎などを発症することもあります。
涙がでるようであればこまめに拭いたり、
逆さまつ毛自体を処理してあげてください。
白内障
症状…視力低下、目が白く濁る、ふらつく
目の中の水晶体というところが白く濁り、
視力が低下し、ひどい場合失明します。
初期でも水晶体に白く濁った部分がみられますが、
視力低下はほとんど無く、気づかないことが多いです。
進行するにつれて濁りが広がって、視力が低下します。
視力が低下すると、ふらついたり、段差につまづいたり、
以前には見られなかった行動が見られることがあります。
原因としては、老化によるものが多く、
これは6歳以上の子に当てはまります。
また、遺伝的にもかかりますし、
糖尿病と併発することもあります。
遺伝的である場合は若いダックスフンドでも発症します。
この病気は有効な予防手段もありませんし、
治療も薬や点眼で進行を遅らせるだけのことがほとんどです。
そのため、早期発見、早期治療してあげるのがとても大切です。
ダックスフンドのくりっとした目が濁ってしまわないよう、
異変がないかよく見てあげてください。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア